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人生の中でも過ごす時間が長い場所と言えば、寝室でしょう。安眠のためにも、寝室は快適な空間にしたいものです。そこでこのページでは、こだわりの寝室を作るための工夫を紹介します。これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅で家を建てるなら、寝室にも十分な広さを確保できます。さらに、天井を高くすれば、より広さを感じられるようになるでしょう。天井を平面でなく、勾配にするのもおすすめです。家型の勾配にすれば、ゆったりとした空間に仕上がります。
近年増えているのが、スキップフロアのある家です。スキップフロアは寝室に取り入れることもできます。快適な眠りのためにあえて寝室をコンパクトにしたり、他の部屋を広くするために寝室を小さくするという発想もあります。スキップフロアにベッドや寝具を設置すれば、寝る場所と活動する場所を完全に分けることも可能です。寝るときはこじんまりとした場所が落ち着くという方にもおすすめの方法です。
さわやかな朝の目覚めには、太陽の明かりが欠かせません。そのためには、寝室に大きな窓を設置することです。光が差し込む大きな窓があれば、朝日を浴びて一日が始まるという理想的な暮らしが叶うでしょう。
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朝日で目覚めるのは理想的ですが、人によっては明るさで眠れなくて困るということもあるでしょう。大きな窓を設けてしまうと、遮光カーテンなどで対応しなくてはならず、日中に眠りたいときには困るかもしれません。
窓を大きくしたくない時には、照明にこだわるとよいでしょう。間接照明やお気に入りの照明で、こだわりの寝室を作りましょう。
寝室をすっきりさせたいのであれば、ロフトを設けるという方法もあります。クローゼットなどの収納を作るスペースがない場合でも、ロフトがあれば物を収納出来て部屋がスッキリ片付きます。
物が散らかった部屋よりも、整理整頓された部屋の方が安眠できるという方は多いでしょう。快適な眠りのために、ロフトを検討してみるのもおすすめです。
寝室を眠るためだけの部屋にするなら、狭めの寝室でもよいでしょう。ただし、ベッドを設置する場合、寝室が狭いとベッドの大きさには制限があります。4畳半の広さであれば、シングルベッド2台で部屋がいっぱいになってしまいます。小さい子どもがいる場合は、布団がおすすめです。布団なら壁に囲まれる部分が多いため、布団から外れる心配が少なく安心です。
さらに、ドアの開閉も考えておかなければなりません。寝室いっぱいに寝具を置きたい場合は、開きドアではベッドの設置は難しいでしょう。狭めの寝室にするなら、ドアは引き戸がおすすめです。
6畳と言えば、一般的な寝室の広さです。シングルベッドなら2台、キングサイズなら1台、敷布団なら3枚は敷くことができます。部屋のレイアウトを工夫すれば、通路や空きスペースもできるので利便性も良いでしょう。布団を3枚敷くことができるので、子どもと一緒に寝る場合でもゆとりがあります。
注意しなければならないのは、クローゼットの位置です。クローゼットが折れ戸の場合、ベッドを置く位置が限定されます。
更に広い寝室にするなら、8畳あればベッドも余裕で配置することができます。6畳の部屋と比較すると通路にも余裕があり、レイアウトやベッドの大きさの選択肢も広がるでしょう。ダブルベッドを2台置いても、導線を確保できます。
寝室が8畳あれば、寝室のドアやクローゼットのドアもそれほど影響がありません。家全体の大きさが35坪以上ある場合は、8畳の寝室がおすすめです。